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リフォームのポイント

一口にリフォームといっても何から考えれば良いのか解らないものです。特にマンションの場合は水道設備などが一戸建てとは仕様が異なる場合がありますので、水周りのリフォームには気をつけなければなりません。

まずは何処をリフォームしたいのか、なぜリフォームしなくてはいけないのか、などを考えてみます。

・キッチンが狭くて料理がしづらい。
・トイレをウォシュレットにしたい。
・バスタブの高さを低くして、お年寄りや子供が入りやすくしたい。


最初はこのように、おおまかな希望として考えてみて、その後に具体的に考えてみます。

・収納スペースの多いシステムキッチンを導入したい。
・身体の不自由なお年寄りが居るので、高齢者配慮型のトイレにしたい。
・トイレに簡易的な手洗い場を設置したい。
・脱衣所に洗面台を設置したい。
・洗濯スペースを別に設けたい。


大体の希望が決まってきたら、ショールームなどへ行き、実際に目で見て確かめてみると、より具体的なイメージとして見えてきます。また、ショールームにはカタログ等に記載されていない機器の価格なども把握できますし、アドバイザーなどに相談に乗って貰うこともできます。
リフォーム費用 のページで業者選択のポイントなどを紹介していますが、リフォームを行う業者はたくさんあります。しかし、マンションの場合は特別なノウハウを必要としますので、自宅のマンションを建設した建築会社や、マンション建設工事の実績がある業者に相談するのが良いでしょう。
依頼業者が決まったら、上で考えたリフォームプランを具体的に伝えて見積もり額を算出して貰います。まずは希望を全て満たすプランで算出して貰い、予算に合わせて削っていくのが確実です。その際に、「絶対に譲れない」というポイントを明確にしておくことが、後で後悔しないコツです。
決定したプランと図面が打ち合わせ通りになっているか確認しまします。しかし、図面は専門知識が無いと何がなにやら解らないので、とにかく納得のいくまでリフォームする場所で説明して貰います。特に壁など、建物自体に手を加える場合は慎重に検討しましょう。
いよいよ契約ですが、その前に再度、プランや見積書を検討します。契約前であれば変更は可能ですし、工事途中での変更などは別途工事として請求される場合がありますので注意して下さい。また、契約書はよく読んで、工期や費用の支払い方法などに問題は無いかチェックしましょう。
いよいよ工事が開始しましたが、リフォームの場合はマンションの築年数などによって、工事が始まってから見つかる問題があります。例えば、水道配管が老朽化していたり、床や壁などの耐久性などです。それらは見積もり額内に収まらずに、別途工事として扱われる場合が多く、その費用は追加工事費用として加算されます。工事者からその旨を伝えられた場合、依頼した業者の担当者に来てもらい、説明を受けて、その都度、依頼書を取り交わすのが大事です。
工事が完了し、晴れて新しい生活がスタート・・と喜ぶ前に、完成したものがプランと相違ないか、各所の収めが雑ではないか、などの点検を隅々まで行います。引渡しには担当者や工事責任者が立ち会いますので、気になる点を伝えて、改善出来るのであれば、対応してもらいましょう。



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